タイユアタイ式のセッテピエゲで一本作ってみました。
唯一持っていたセッテピエゲのタイをふと衝動的に分解してしまいまして。。。
あぁ…もったいない。。。
開いてみてわかったこと
片側だけで7回折られていました。タイユアタイのマネージャーさんが言っていたことが正しかったようですね。
タイユアタイのカウント方法は、下記のとおり。
- 奥の方に折り込み(①)がありました。
- 以前は一緒に折るからと、⑤と⑦をまとめてカウントしていましたが、そもそも一緒に折らないのが正しいようです。
- 右側の「※」はカウントしないようです。
セッテピエゲと呼ばれるタイは、メーカーによって解釈が異なっており、何が正統なのかずっと混乱しておりました。
今回こうしてバラしてみて、一応の答えを得られたように思います。
また折りの部分の形も一般的なタイとは違うことがわかりました。
セッテピエゲなので一般的なものと違うのは当然なのですが、型紙を単純に延長するだけでは駄目なことがわかりました。
文字だけだとなんのこっちゃかわかりませんね。。。
コピーした型紙の写真をアップするのが一番わかりやすくていいのですが、人様が作ったもの、ましてや企業秘密に当たるものを勝手にアップすることはできないので、これは控えたいと思います。
作ってみてわかったこと
折りやすい。この一言につきます。今まで私が作ってきたものは左右両方とも同じ数だけ折るため、折り目がキチッと中心線に収まらないと綺麗に仕上がらなかったんですよね。
また、折幅が狭く、折り癖を綺麗につけれなかったので(生地にもよりますが)、タイが変に開いてしまっていました。
その対策としてアイロンで折り目をつけて、なんとか形を整えていましたが、時間の経過とともの御覧の有様です。
・無様に開いてしまってるの写真
タイユアタイ式のセッテピエゲでは、中心線をまたぐ形で折っていくので、折幅も十分取れ、変に開くこともなく綺麗に仕上げることができました。
こうしてなぞってみると、よく計算されているなぁ、と感心します。
非常に勉強になりました。
着用してみて
生地が薄くて、ノットを綺麗に作るのが大変でした。。。今回使用したシルクシャンタンの厚みは0.2mm。
首に巻く部分が薄く、工夫しないと綺麗なノットができませんでした。
また、薄いため、なんだか首回りがとても心許ないと感じました。
対して今回バラしたタイの生地は0.4mm。
シルクの生地でこの厚さのものは、日暮里でもまず見かけません。
ですので、首部分の厚みを稼ぐべく、型紙を修正する必要がありますね。
あとは自分の身の丈に合うように長さの調整と、それに合わせて他の部分の調整も必要そうです。
今後はタイユアタイ式で製作していこうと思っていますが、両折りのほうも綺麗に仕上げられるように何か考えたいですね。
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