型紙を修正する前にちょっと厚みのある生地で作ってみることにしました。
結果はご覧の通り!いい感じです。着用感も違和感なくですね。
ただ剣先の中心がずれてしまったので、まだまだではあります。
さて、今回はスフォデラートで仕上げる場合の縁の始末について書こうと思います。
おさらい:スフォデラートとは
イタリア語で、「裏地なし」の意味です。左が裏地なし。右が裏地あり。
スフォデラートにするメリットは軽く仕上がることですね。
柔らかさを演出することができます。
縁の始末のやり方
まずはこの写真をご覧ください。ぷっくりしてるのがわかるでしょうか?
このぷっくりがなんか好きなんですよね。
またこのように縁を処理することで、縁にコシが生まれ、剣先の型崩れ防止ができます。
というわけで。このぷっくりを出すために試行錯誤をしていました。
試してみたのは、以下の3つ。
- 三巻縫い
- よりぐけ縫い
- 縫い方名称不明
三巻縫い
縁を2回折って三面で仕上げる方法ですね。一般的なお裁縫でよくやるお馴染みのやり方ですね。
これはお手軽ではあるのですが、仕上がりがぺったんこになってしまいました。
コシを出すという意味でちょっと弱いですね。
よりぐけ縫い
よりぐけ縫いは和裁用語になります。英語で言うとハンドロールがたぶん適切でしょうか。下の画像のように縁をクルクルと巻き、縫っていきます。
具体的なやり方は、動画を見ていただければ一目でわかるかと思います。
これは結構なテクニックを要します。
また生地についてもやりやすいものとそうでないものがありました。
硬めのコットンやリネンは素人の私でも比較的にいい感じにできました。
しかし、スカーフに使うような柔らかめのシルクのでは綺麗に仕上げれなかった次第です。
縫い方名称不明
1回折って更に真ん中でもう一度折ります。三巻縫いより1枚分生地が厚くなります。
縫い方は、上の2つに比べるとちょっと違いますが、お手軽です。
※1:45あたりから
これがいい感じにぷっくり仕上がるんですよね。
タイユアタイのメイキングにある縫い方と違いますが、ひとまずこのやり方で製作していきたいと思います。
ただよりぐけ縫いの方も練習していきたいですね。
今後、厚い生地だけでなく、薄い生地も扱っていきたいですし、ポケットスクエアも作っていきたいので。
ポケットスクエアも作りました
今回、ポケットチーフ一枚分の生地が余ったので、作ってみました。縁はタイと同じ方法で仕上げています。
にしてもテーブルが汚いですね。。。
もう少し撮影環境に気を使ったほうがいいですね。。。
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