シャツを自前でお直ししてみる その2

2018年6月29日金曜日

t f B! P L
また間が空いてしまいましたね。。。

前回に続き、シャツのお直しについてです。


袖ボタンをつけ直す

シャツを着ていて何が格好悪いかというと、袖が手の甲に被っている状態。
非常にだらしなく見えてしまいます。

これは袖が長いことと袖口が太いことによるものです。
ですので袖口を細くして手首のところで留めてしまえば問題は解決します。

というわけで、ボタンひとつ分くらい内側に付け直しました。




しかし、ほとんど効果が得られませんでした。

肩幅を詰めてみる

着ていて気づきました。肩幅があっていない。ような気がする。




鎌倉シャツ袖付け位置がちょっと外に出ているのがわかります。
細身のシャツを着る場合、袖の付け根は肩に乗っているほうが見栄えがよいです。

私にとってこのシャツのサイズは少しオーバー気味だったので、1cmほど詰めることにしました。
もともと85cmの裄丈なのでちょうどよくなるはずです。


お手本は勉強用にとヤフオクでお安くゲットした『ルイジボレッリ』のシャツ。
ルイジボレッリといえば、既成手縫いシャツで有名なメーカーですね。
衿付けや袖付け、ボタンホールなど、力のかかる箇所を手縫いで仕上げています。
機械縫いにはない柔らかさや着るほどに体に馴染むのが特徴だそうです。
お値段もだいぶ素敵で、私にはちょっと手が出せないですね。。。

さて、縫っていきます。
一番負荷がかかる袖側は本返し縫いで留めます。


首側のほうは折り伏せ縫いで浮いているのを留めるだけなので、流しまつりで縫っていきます。


まつることで手縫いの表情がでてきます。
こんな感じ。


さて、比べてみましょう


よい感じだと思います。

袖口はどうでしょうか。
腕時計を見る感じで肘を曲げて、修正前後を比べてみます。


…あんまり変わってない…だと?

麻布テーラーでオーダーしたものはこんな感じですね。


これで腕を下すとよい塩梅に納まります。
これくらいに収まってくれればよかったのですが。。。

袖を短くしようと思ったが…

というわけで、袖自体を短くしてやろうと思うわけですが、結論から言うとここでお直しをここで断念しました。

下の画像を見てください。


そもそもですね、鎌倉シャツは袖口が太い。
既成であるルイジボレッリの攻めっぷりが素敵ですね。だいぶ具合がいいです。

この太い状態で裄丈をさらに詰めると、今度は腕を上げたときの見栄えが悪くなってしまいます。
これはもう袖口を細くするしかないですね。

と、思ったのですが、作業コスト的に割りが合わない。
というわけで、お直しを断念するに至ります。

こうなってくるともうオーダーしかないですね。。。

成果の確認

袖付けのスキルがアップしました。
流しまつり縫いができるようになりました。

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