◆仕様
大剣幅 : 8cm
表 地 : シルク
裏 地 : シルク
3本目、シルクです。大失敗です。
シルクの扱いが、非常に大変であることを実感しました。
何をとってもコットンと違う!
まずはチャコで生地に線を引くところから四苦八苦です。
力を入れると、途端に生地を滑らなくなり線を引けず、力を抜くとやっぱり線は引けず。線が引けたとしてもだんだん布が吊れてしまって、最終的に線が歪む。
1時間以上悪戦苦闘した結果、手近にあった蛍光ペンで線を引くことに。。。
縫いに入っても問題は続き、もともとが綺麗に裁断できていなかったため、さらに歪む歪む。。。
なので、今回は前回の課題点をクリアすることを念頭に仕上げることにしました。
【 課題 : たるみ糸 と 縫い終わりの始末 】
たるみ糸もそうなのですが、縫い始めと縫い終わりのやり方についてなんとなくやっていたので、まずはここをしっかり見直しました。
手元にあるタイを分解、観察、分解、観察…。
メーカーによって仕上げは様々。ということがわかりました…。
そんなわけで、一番シンプルで綺麗なやり方を真似させてもらうことにしました。
写真はFAIRFAXの縫い始めとたるみ糸。
シンプル、そしてわかりやすい作り。こういうのはシンプルなほど、丈夫で融通が利きそうな気がします。
さすが日本有数のタイメーカーです。
縫い終わりも同様に仕上げることで綺麗に納まります。
あと見ての通り、たるみ糸も綺麗に作ることができますね。
今回は初めてのシルクでダメダメな結果に終わってしまいました。
ささっと綺麗に作れればいいのですが、こればっかりは数をこなして慣れるほかなさそうです。
最後に、シルクを使ってわかった大きな問題について書いておきます。
一般的な生地屋さんで売っているシルクは、主に服地用なので薄く、そして柔らかい。
この性質がタイにはちょっと向いてないのでは?と思った次第です。ある程度、硬さがあったほうがタイとして加工しやすいですね。
とはいえ、ネクタイ用の生地は特殊すぎて扱っているお店も皆無ですし、あったとしても気に入った色柄に巡り合えるのもほぼ無いといってもいいかもしれません。。。
ネットの通販サイトでタイ用の生地を売っているところがあるにはあるのですが、お店でよく見るような色柄で面白みがないんですよね。
これは今後の課題でもありますが、気に入ったもので作るのが一番ですので、あまり気にせず進めていきたいと思ってます。
ビンテージシルクとか欲しい…。
◆課題
・シルクに慣れる。
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