ネイビーリネンタイ

◆仕様
大剣幅　：　8cm
表　地　：　リネン
裏　地　：　なし

今まで作ったなかで最高の出来です！
表地と芯地のバランスもいい！




閂止めを綺麗に仕上がりました！

表地に対して補色にあたる色の糸が手元にあったので、今回はステッチを見せる仕様にしてみました。
ですので、ピッチを長くしてます。ちょっとしたアクセントにいいかなと。

一般に販売されているタイで、ステッチがあるもってあまり見かけませんよね。
裏地なし仕様のタイでも基本的に表地と同色の糸を使い、極力縫い目が目立たないように仕上げます。

それはなぜか？
ちょっと考えてみました。

①手間がかかる。
ネクタイの全長は、1.4～1.5mくらいあります。
仮に全周にステッチをいれるとすると3mほど縫う必要があります。

また柔らかく仕上げる必要があるため、基本的に手仕事になると思います。
人件費がどれくらい発生するかはわかりませんが、それでもコストが上がることは間違いありません。

②カジュアル色が強くなる
先日のワイドなショーにて、司会の東野さんが剣先だけでなく全体にステッチが入ったタイをしておりました。
「ちょっと装飾過多かな、特にノットが」と、それを見て思いました。

縦にステッチが入っているところにノット部のステッチが横、または斜めに入る形になるんですけど、それがちょっと装飾過多に見えてしまいました。
レジメンタルだとそんな気にならないのですが、なんでしょうかね。すごい違和感を感じました。

普段着用する分には特に問題ないと思うんですけどね。
改まった場で着用するのは、避けたほうが無難かなと思います。