ロロ・ピアーナの生地で2本

2017年3月1日水曜日

t f B! P L
昨年末のセールでちょっとお得に入手できたロロ・ピアーナの生地で2本作りました。





ロロ・ピアーナ(Loro Piana)と言えば、日本ではゼニア(Ermenegildo Zegna)と並んで有名なイタリアのファブリックメーカーですね。
最高級のカシミアと最高級のウールが売りで、キートン(Kiton)やブリオーニ(Brioni)などの高級ブランドで使われています。
今挙げたブランドは高級過ぎてちょっと私には手が出せないですね。。。比較的購入しやすい価格帯でいえば、ポール・スミス(Paul Smith)なんかでも使われていますね。

肌触りと光沢が違う

今回使用した生地は、ウールフラノ。
もうほんと肌触りが違うんですよね。すごい滑らか。そして光沢。
肌触りは本当に素敵で、わりとずっと触っていても飽きないですね。
個人的な感想なんですけど、すごい女性的な手触りです。

光沢についてもここまであるものとは思ってなかったです。
やんわりと生地を曲げるとハイライトが入るんですよね。これによって立体感が生まれて、いわゆる「ドレープ感」がでますね。

この手触りと光沢、それだけ繊細な糸を使っているということだと思います。

ちょっと自撮りをしてみたので載せてみます。


自撮りなんてほぼしたことがないので下手くそではありますが、2枚目のほうは比較的わかりやすいかなと思います。(いや分かりにくいか・・・?
ディンプルをつくると湾曲した部分に綺麗な光沢がでるんですよ。ちょっと気分がよくなります(笑

着用しているスーツの生地は、カノニコ(VITALE BARMERIS CANONICO)のこちらもウールフラノ。
カノニコも決して悪い生地ではなく、コストに対して優れたパフォーマンスを備えた生地です。
しかし、手触り、光沢をとってもロロ・ピアーナにはちょっと敵わないですね。

型紙の修正が終わりました

やっと終わりました。。。
セッテピエゲの勘違いから始まり、作ること9本目にしてやっと落ち着きました。
本記事の千鳥格子が8本目、もう一本が9本目ですね。
一番最初に作ったものから数えると16本目になります。

8本目から9本目の変化として、ちょうど首に巻き付ける部分の太さを調整しました。
8本目のときは裁つ生地の量が少なくて、かなり無理をして縫製していたのですが、そこを改善しました。

首に巻く部分は仕上がり3cmで設定しています。そこに左右+3cmずつ縫い代を設けて9cm幅で生地を裁つようにしました。
8本目までは型紙の作り方の仕様上、だんだん細くなっていく形で一番細いところだと6cmしかなかったんですよね。

0.4mmの厚さの生地であれば、このひと段落した型紙でよいかなと思います。
小剣側の片側を7回折るとちょっと厚くなりすぎてしまうのが気になっていますが・・・。


さて、次は薄い生地用の型紙を起こします。

Archives

Sponsored link

QooQ