スーツで使うようなウールの生地を小売りしてくれお店を見つけました。
素敵な生地ばかりですごい楽しい空間でした。。。


今回使用した生地はゼニアの2016WFのものです。
目付は280g/mくらいだったと思います。
春から夏にかけてはサマーウールが適切かと思いますが、タイにするには少々薄いと感じたので冬用のもので仕立ててみました。
結果、程よい感じに仕上がったかと思います。
ただ、作っても作っても直したいところがでてきますね。。。
縁がしっかりすることによって剣先にメリハリが出るようになりました。
その代わり、見えない部分もより一層気を使って仕上げる必要がでてきました。
①でっぱりの解消

左に比べて右が歪になっていますね。

原因はここ。
角の処理が甘くなってしまっているので、変なアタリが出てしまっています。
どうしても角となる部分は他と比べて硬くなってしまうので、でっぱらないように気を配りたいですね。
②アイロンによるクセつけ
縁がしっかりすることにより、手折りでは折りきれなくなりました。
このタイでは、一通り折ったあとに当て布をして、結構しっかり目にスチームアイロンをかけました。
しかし、縁部分に折り癖がきっちりつきませんでした。
小剣側は特にそれが顕著ですね。

今後は、ひと折りずつしっかりとクセ付けをしていきたいですね。
手間はかかりますが、きちっと仕上がると思うので。
とはいえ、あまりやりすぎてしまうとセッテピエゲのふんわりとした印象が消えてしまうので、そのあたりの加減はしっかりと見極めたいですね。


たるみ糸(スリップステッチ)の役割
タイの裏側を縫い合わせた糸のあまり部分のことを言います。
先端に余裕を持たせることで、タイを締めるときや引っ張ったときに中で糸が動くようになります。
こうすることで、生地や糸にかかる負担が軽減され、タイの寿命が長持ちします。
また、縫い目が緩んだり、型崩れした場合にこの糸を引っ張れば、直すことができます。
このたるみ糸は、大剣側、小剣側のどちらか一方のみにあるのが一般的です。
ただこれだと、例えば小剣側にたるみ糸があった場合、大剣側の縫い目を直すには相当ひっぱらないといけないんですよね。
なんだか糸にすごい負担がかかりそうでちょっと嫌ですね。
大剣側、小剣側の両方にあれば、その心配もなくなるじゃん!
という理由があって、両方につくるようにしています。
素敵な生地ばかりですごい楽しい空間でした。。。
今回使用した生地はゼニアの2016WFのものです。
目付は280g/mくらいだったと思います。
春から夏にかけてはサマーウールが適切かと思いますが、タイにするには少々薄いと感じたので冬用のもので仕立ててみました。
結果、程よい感じに仕上がったかと思います。
ただ、作っても作っても直したいところがでてきますね。。。
直したいところ
このタイを作ったことでわかった問題点ですが、いずれも縁の縫い方を変えたことによるものです。縁がしっかりすることによって剣先にメリハリが出るようになりました。
その代わり、見えない部分もより一層気を使って仕上げる必要がでてきました。
①でっぱりの解消
左に比べて右が歪になっていますね。
原因はここ。
角の処理が甘くなってしまっているので、変なアタリが出てしまっています。
どうしても角となる部分は他と比べて硬くなってしまうので、でっぱらないように気を配りたいですね。
②アイロンによるクセつけ
縁がしっかりすることにより、手折りでは折りきれなくなりました。
このタイでは、一通り折ったあとに当て布をして、結構しっかり目にスチームアイロンをかけました。
しかし、縁部分に折り癖がきっちりつきませんでした。
小剣側は特にそれが顕著ですね。
今後は、ひと折りずつしっかりとクセ付けをしていきたいですね。
手間はかかりますが、きちっと仕上がると思うので。
とはいえ、あまりやりすぎてしまうとセッテピエゲのふんわりとした印象が消えてしまうので、そのあたりの加減はしっかりと見極めたいですね。
ちょっとしたこだわり
たるみ糸を大剣側と小剣側につけてます。たるみ糸(スリップステッチ)の役割
タイの裏側を縫い合わせた糸のあまり部分のことを言います。
先端に余裕を持たせることで、タイを締めるときや引っ張ったときに中で糸が動くようになります。
こうすることで、生地や糸にかかる負担が軽減され、タイの寿命が長持ちします。
また、縫い目が緩んだり、型崩れした場合にこの糸を引っ張れば、直すことができます。
このたるみ糸は、大剣側、小剣側のどちらか一方のみにあるのが一般的です。
ただこれだと、例えば小剣側にたるみ糸があった場合、大剣側の縫い目を直すには相当ひっぱらないといけないんですよね。
なんだか糸にすごい負担がかかりそうでちょっと嫌ですね。
大剣側、小剣側の両方にあれば、その心配もなくなるじゃん!
という理由があって、両方につくるようにしています。
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